この記事を書いた人ライター 本田美里 Misato Honda
「婚約指輪(エンゲージリング)は、結婚後よそ行きアイテムに」
ダイヤモンドは婚約指輪(エンゲージリング)の重要なポイントです。以前は「給料の3倍」が相場とされてきた婚約指輪(エンゲージリング)ですが、今はそんなに張り切らなくても大丈夫。
婚約期間中だけでなく、婚約指輪(エンゲージリング)は結婚後も外出の際などに結婚指輪(マリッジリング)と重ね着けするなど活躍の場があるので、指輪単体の見栄えだけでなく女性の指に着けたときの全体の印象を大切にしましょう。
あまり指輪だけ派手に浮いてしまっては、せっかくの婚約指輪(エンゲージリング)が大切にしまわれたままになってしまう、なんてこともあるかもしれません。
普段の外出時の彼女の服装などをよく思い出して、どういったテイストが好みなのか慎重に考えて選ぶと失敗が少ないでしょう。
もちろん大きなダイヤモンドが輝く婚約指輪(エンゲージリング)を期待している女性もいるので、どういった指輪が理想なのかをプレゼント前にそれとなくリサーチしておけると良いですね。一生に一度の大切なプロポーズ。感動の場面で指輪選びのためにがっかりされてしまわないように、ポイントとなるダイヤのサイズは慎重に選ばなくてはなりません。
「結婚指輪(マリッジリング)は常に身に付けられるデザインを」
普段の生活の中で常に身に付けている結婚指輪(マリッジリング)。ふとした時に目に入るものなので、2人の納得がいくデザインにしたいものです。
突起があると気になる場合があるので、リングの中に埋め込まれる形で邪魔にならない小さめのメレダイヤを散りばめたデザインなどが人気です。リングの前面だけにダイヤが付いたデザインと、全体にダイヤが付いたデザインとでは並べてみるとさほど違いは気にならないかもしれませんが、実際に身に付けてみると意外と印象が大きく変わります。
こちらも普段の服装や、彼女の雰囲気に合うかどうかなどを実際に店舗でよく見比べてみてみましょう。
店頭には女性用の指輪のみにダイヤが付いているものが多く見受けられますが、男性がダイヤを使用したリングを選んでも問題はありません。いつでも一緒の大切なリングなので、是非ご自身の一番気に入るものを身に付けたいですよね。
まずは二人がどのような雰囲気のリングを希望しているか、イメージをふくらませてみると指輪選びもスムーズに進めることが出来ます。
「ダイヤモンドの持つ意味とは」
なぜ婚約指輪(エンゲージリング)や結婚指輪(マリッジリング)に一般的にダイヤモンドが使用されているのかご存じですか。この理由には諸説ありますが、「天然の鉱物の中で一番硬い物質」という説が有名です。何者にも壊すことの出来ない鉱物ということで、二人の固い絆を表しているのです。
宝石言葉は「変わらぬ愛」、「永遠の絆」、「純愛」など。また強いエネルギーを持ち、身につけていると悪いものを遠ざけたり、良いものを引き寄せたりしてくれるお守りのような働きもあるとされています。
このようなことから、いつまでも変わらない輝きを放ち続けるダイヤモンドは結婚の約束を交わすのにピッタリな宝石として、古代ギリシャ時代から用いられて来たそうです。
だからと言って、ダイヤモンドが大きければ大きいほど愛情を示す…というわけではありません。どのくらいのサイズが彼女にもっとも喜ばれるか。どのようなデザインにしたら二人らしさが出せるのか。
お互いのことを深く考えながら選んだリングは一生の宝物になることでしょう。